牛ヶ首用水について
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事業紹介
水土里ネット創設の経緯
昭和29年7月26日牛ヶ首用水市町村組合から組織変更により現在の「牛ヶ首用水土地改良区」となりました。又、平成12年9月1日組合員負担軽減のため受益地が重複していた、富山射水平野土地改良区(ほ場整備事業主体:受益面積1,796.6ha、組合員2,375人)を吸収合併し現在に至ります。
地理
本土地改良区の区域は富山県のほぼ中央に位置し、一級河川神通川に合流する井田川下流左岸から富山湾に流入する神通川下流左岸一帯の平野で、富山市、射水市の2市にわたります。地形は井田川~神通川沿いに細長く富山湾まで約10kmを有し南北には約1/1,000の傾斜を成しています。また、射水平野東側は南東より西北に向かい1/1,000~1/5,000の傾斜を成しており大部分は超湿地地帯です。
社会経済
昭和36年から、既設用水路の早期改修や通水断面の不足、大型ほ場の造成、射水平野の乾田化を目指す国営農業水利事業射水地区(S.38~S.51)と相まって実施した県営かんがい排水事業牛ヶ首地区(~S.53)がその大動脈として位置付けられ、富山市、射水市の農業振興の礎となりました。また、富山射水平野土地改良区による県営ほ場整備事業射水東部地区(S.44~H.3)により湿田から乾田化した田園地帯は見事に富山県の穀倉地帯に変貌し、更に、農村総合整備事業の導入によって地域の社会基盤整備が進み、本日に至っています。
県営かんがい排水事業牛ヶ首地区
維持管理
現在の牛ヶ首用水は完成してから既に30年以上が経過しており、施設の老朽化が著しく、また神通川流域は近年市街化が急速に進んだことで、市街地を流れる農業用水としての管理保全には注意が必要であり、年々維持管理費が増大しています。
基幹的な農業用用排水路は農業生産面での役割だけでなく、水資源の涵養や洪水防止などの多面的な機能を有しており、今後順次更新時期を迎える施設の長寿命化を図り、施設機能の適切な機能を発揮するため、県営にて基幹水利施設ストックマネジメント事業牛ヶ首地区を平成22年度より実施しております。
また当土地改良区としては、国営造成施設及び付帯県営造成施設の管理する土地改良区等の管理体制整備を図るための支援活動に対する助成である
基幹水利施設ストックマネジメント事業牛ヶ首地区
組織概要
所在地 | 〒930-0107 富山県富山市大塚東32 Tel.076-427-2722 Fax.076-434-0409 |
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設 立 | 昭和29年7月26日(富土改区第260号) |
理事長 | |
受 益 | [富山市]1,385.4ha [射水市]631.9ha |
組合員数 | [富山市]2,169名 [射水市]784名 |
(令和4年4月現在)
組織機構図
アクセスマップ
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